はじめに|働き方は企業選びの重要な判断軸
就活では「年収」「知名度」「やりがい」など、企業選びの基準は人それぞれですが、忘れてはならないのが”リアルな働き方”です。
いくら大企業に就職しても、毎日深夜まで残業が続いたり、休みが取りづらかったりすれば、仕事への満足度やモチベーションは大きく下がります。
この記事では、就活生に人気の12業界について、
- 平均残業時間
- 福利厚生の充実度
- 実際に働く人の声
といった切り口から、現場の働き方を徹底比較していきます。
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比較対象となる12業界とは?
今回紹介する業界は、以下の通りです。いずれも就活生に人気が高く、将来のキャリア形成において重要な選択肢となる業界です。
- 広告業界
- 金融業界(銀行・証券)
- 商社(総合商社)
- IT業界(SIer・Web系)
- メーカー(食品・化学)
- 建設・不動産業界
- コンサル業界
- インフラ業界(電力・ガス)
- 公務員・官公庁
- 小売・サービス業界
- 医薬・製薬業界
- マスコミ業界(テレビ・新聞)
業界別|残業時間と福利厚生の傾向まとめ

1. 広告業界
- 平均残業時間:40〜60時間/月
- 福利厚生:△(裁量労働制が多く、自助努力が求められる)
- 特徴:納期直前の深夜残業、自由な社風、多様なプロジェクト
2. 金融業界(銀行・証券)
- 平均残業時間:30〜50時間/月
- 福利厚生:○(住宅補助・財形貯蓄制度など)
- 特徴:安定性が高く、階層的な組織文化。証券会社は営業ノルマ厳しめ
3. 商社(総合商社)
- 平均残業時間:40〜70時間/月
- 福利厚生:◎(海外赴任手当・社宅制度・フレックス制度)
- 特徴:高収入、高負荷。英語力とグローバル志向が求められる
4. IT業界(SIer・Web)
- SIer:20〜40時間/福利厚生○
- Web系:30〜60時間/福利厚生△(スタートアップは個人差大)
- 特徴:SIerは安定重視、Web系はスピード重視。働き方の自由度は高め
5. メーカー(食品・化学)
- 平均残業時間:20〜30時間/月
- 福利厚生:◎(寮・社宅、家族手当、育児制度など)
- 特徴:安定志向の社員が多く、バランスのとれた働き方がしやすい
6. 建設・不動産業界
- 平均残業時間:50〜70時間/月
- 福利厚生:△(成果主義の傾向強い)
- 特徴:現場職は休日出勤が発生しやすい。実力主義が浸透
7. コンサル業界
- 平均残業時間:60〜80時間/月
- 福利厚生:○(高収入、リモート・フレックス活用あり)
- 特徴:若手でも裁量大、激務だが短期で成長できる
8. インフラ業界(電力・ガス)
- 平均残業時間:10〜20時間/月
- 福利厚生:◎(年金・住宅・家族支援制度など)
- 特徴:安定志向、勤続年数長め。まさに“堅実”な業界
9. 公務員
- 平均残業時間:10〜20時間/月
- 福利厚生:◎(休暇制度・育児制度・共済組合制度)
- 特徴:社会貢献性が高い。ワークライフバランスも良好
10. 小売・サービス業界
- 平均残業時間:40〜60時間/月(職種により変動)
- 福利厚生:△(企業による差が大きい)
- 特徴:接客業務中心。土日出勤・シフト制のため不規則になりがち
11. 医薬・製薬業界
- 平均残業時間:30〜40時間/月
- 福利厚生:○(営業手当・車両補助など)
- 特徴:営業(MR)は自由度が高いが成果主義傾向も強い
12. マスコミ業界(テレビ・新聞)
- 平均残業時間:50〜70時間/月
- 福利厚生:△(自由度は高いがハードワーク)
- 特徴:夜勤や突発対応もあり。創造性と体力の両立が求められる
【リアルな声】現場で働く先輩たちの口コミ
商社勤務(28歳・総合職)
「若いうちから任される仕事が多く、やりがいはあるが、出張も深夜残業も当たり前。体力と気力は必須。」
IT(SIer)勤務(26歳・SE)
「現場によるけど、定時退社できることも多い。リモートワーク導入で働きやすくなった。」
公務員(市役所勤務・27歳)
「繁忙期以外は残業ほぼなし。有休も取りやすく、育休も取りやすい雰囲気。」
業界比較で注目すべき3つのポイント

① 月平均残業時間
月45時間を超えると「過労ライン」とされ、ワークライフバランスを崩しやすくなります。
広告・コンサル・マスコミ業界は、時間管理や自己調整能力が必要です。
② 福利厚生の内容と実態
福利厚生はスペックだけでなく、「実際に使える制度かどうか」がポイントです。
制度があっても使われていないケースもあります。
③ 自分にとっての“働きやすさ”の定義
休日が多いことが正解とも限りません。
「とにかく休みが多い方がいい」のか、
「高収入なら残業も我慢できる」のか、
自分の価値観を明確にしてから、業界を絞り込むことが大切です。
就活生に伝えたいこと
企業選びに正解はありませんが、働く環境は長期的な満足度に大きな影響を与えます。
説明会では分からない「働き方のリアル」は、次の方法で情報収集しましょう。
- OB・OG訪問で現場の声を聞く
- OpenWorkや就活会議などの口コミサイトを見る
- リクルーターとの個別面談で直接聞く
就活会議とは、先輩たちの就活体験記を見ることができるサービスです!
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選考対策の力になること間違いなしです!
まとめ|“自分らしい働き方”を選ぼう
働き方重視のタイプ | 向いている業界 |
---|---|
安定志向 | メーカー・インフラ・公務員 |
成長志向 | コンサル・商社・Web系IT |
ワークライフバランス重視 | SIer・医薬・食品メーカー |
クリエイティブ志向 | 広告・マスコミ |
企業名にとらわれず、働き方を知った上で納得のいく進路を選びましょう。
あなたにとって「長く続けられる働き方」とは何か?今こそ真剣に考えるときです。