27卒(2027年卒)の皆さんにとって、これから本格化する就職活動は、人生の大きな節目のひとつです。
「何から始めたらいいのか分からない」「自分に合う企業の探し方が難しい」と感じることもあるかもしれません。
そんなときに活用したいのが、就活に特化したアプリです。
スマートフォン一つで、企業情報の収集、自己分析、スカウトの受け取り、社会人との交流など、就職活動に必要な多くのことを補えるようになってきました。
この記事では、”特に27卒の学生にとって役立つ4つの就活アプリ(OfferBox・就活会議・ABABA・MATCHER)”を紹介します。
どれも利用者の声が多く、実際の就活場面での使用感が評価されているものばかりです。
<教育学部の就活生が実際に使用した完全無料の就活サービス>
①OfferBox 逆求人サービス!
24万人の就活生が使っている!大手企業からスカウトが来る!
②内定者のES・面接情報で選考対策ができる「就活会議」
就活の過去問!先輩たちが実際に選考を通過したESや面接で出題された質問が見れる!
③ABABA 就活の努力が報われる!
近年話題!最終面接に進んだ実績をもとに希望に沿った条件の企業からスカウトが来る!
④Matcher(マッチャー) 大学関係なくOB・OG訪問ができる!
先輩社員に、就活の相談や企業のリアルな話を聞ける!
なぜ就活アプリを使う人が増えているのか?

ここ数年、就活の進め方は大きく変化しています。企業説明会や面接のオンライン化が進み、情報収集の方法も「対面」から「デジタル」へとシフトしました。
特に27卒が就活に取り組む時期は、早期インターンや選考が当たり前になりつつあります。
そのため、「どの企業がいつ選考を始めるのか」「どんな企業が自分に合っているのか」といった情報を、効率的に集められるかが重要なポイントになります。
就活アプリは、こうしたニーズに対応するツールのひとつです。すべてをアプリで完結させる必要はありませんが、自分のペースで情報を得られる手段として、選択肢に入れておく価値はあるでしょう。
1. OfferBox|プロフィールを登録して企業からの関心を可視化

OfferBox(オファーボックス)は、学生が自分のプロフィールや経験を登録すると、それを見た企業側から声がかかる「逆求人型」の就活サービスです。
主な特徴
- 自己PRや学生時代の経験を入力すると、企業がそれをもとにスカウト
- 適性診断(AnalyzeU+)を無料で受けられる
- 企業とのやり取りはアプリ内で完結
こんな使い方ができる
就活の初期段階で自己分析をする際、適性診断の結果が役に立ちます。また、自分がこれまで注目してこなかった業界や企業からスカウトが届くこともあり、「自分の選択肢の幅を広げたい」と思っている人にとっては、参考になるはずです。
2. 就活会議|リアルな情報をもとに企業を理解する
就活会議は、企業ごとの選考体験談や社員の口コミ、ES(エントリーシート)例などを確認できる、情報収集に特化したサービスです。
主な特徴
- 企業ごとの面接内容、ESの傾向を閲覧可能
- 実際に働いている人の声や口コミが読める
- 志望動機や面接対策の参考資料として活用できる
こんな使い方ができる
面接前に企業ごとの質問傾向や過去のES例を見ておくことで、準備の質が上がります。また、社員の口コミなどを通じて、自分にとって働きやすい企業かどうかのヒントも得られるかもしれません。
過剰な評価や不正確な情報もまれにあるため、あくまで「ひとつの参考」として活用するのがおすすめです。
3. ABABA|「選考に落ちた経験」を次に活かす

ABABA(アババ)は、企業からの「お祈りメール(不採用通知)」を、他の企業に推薦として活かせる新しいタイプの就活アプリです。
主な特徴
- 落選時に企業が「推薦付き」で学生を紹介できる
- 別企業がその推薦を見てスカウトを送る仕組み
- 落ちた企業での努力が無駄にならない設計
こんな使い方ができる
選考に落ちてしまっても、その過程で得た評価が次につながる可能性があります。自分ではなかなか踏み出せない企業から声がかかることもあり、気づかなかった選択肢と出会えることもあります。
「頑張ったのに落ちてしまった…」という気持ちを少し前向きにしてくれるアプリといえるでしょう。
4. MATCHER|業界のリアルな話を直接聞く
MATCHER(マッチャー)は、社会人と学生をつなぐ、キャリア相談・OB訪問用のサービスです。
特徴的なのは、「〇〇してくれたら話します」という“ギブアンドテイク型”の訪問スタイル。従来のOB訪問とは違ったアプローチができます。
主な特徴
- 大学・学部に関係なく、社会人とつながれる
- 企業の内情や働き方について直接話が聞ける
- オンライン対応が多く、全国どこからでも利用可能
こんな使い方ができる
志望業界や職種が定まっていない段階で、実際に働いている人の話を聞くと、キャリアの方向性が見えてくることがあります。また、面接で話せるような具体的なエピソードを得る機会にもなります。
気軽に申し込める雰囲気なので、「OB訪問ってハードル高そう」と思っている人にも利用しやすいサービスです。
どのアプリをどう使う?|目的別に整理
目的 | 合うアプリ |
---|---|
企業からのスカウトを受けたい | OfferBox |
選考や企業の情報を知りたい | 就活会議 |
落選経験を別の機会につなげたい | ABABA |
社会人と話して業界理解を深めたい | MATCHER |
どれか1つに絞る必要はなく、自分の就活の進み具合に合わせて使い分けると良いでしょう。
おわりに|情報の「量と質」が就活を左右する時代

27卒の就活は、ただ「がんばる」だけではなかなか結果が出にくくなっています。
大切なのは、必要な情報を、必要なタイミングで、効率的に手に入れること。
今回紹介したアプリは、どれもそのサポートをしてくれるものです。もちろん、使えば必ず内定が取れるわけではありませんが、就活の負担を減らし、自分の可能性を広げる手助けにはなってくれるはずです。
まずは気になるアプリを1つ試してみるところから始めてみてください。